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相続の相談先 2026年10月24日 読了 約7分

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相続の弁護士に無料で相談するには?法テラス・弁護士会・窓口案内サービスの違い

相続の相談を無料でできる代表的な窓口は、法テラスです。ただし、収入と資産が一定の基準以下の人が対象で、相談は1回30分、同じ問題につき3回までと決まっています。弁護士会の法律相談センターは、日本弁護士連合会のページに「相談料は5500円前後とお考えください」とあり、無料ではありません。このほかに、希望の条件に合う法律事務所の窓口を案内するところまでが無料のサービスがあります。どれが合うかは、収入の基準に入るか、いつ・どこで相談したいかで分かれます。

1. 法テラスの無料法律相談は、誰でも使えますか

法テラスの無料法律相談は、経済的にお困りの方が対象です。予約のときに、平均月収と、手元の現金・預貯金を聞かれます。相談の対象には「相続(遺言・相続放棄など)」が挙がっています。

無料法律相談の収入・資産の基準(法テラスの公式ページ)

家族の人数収入(東京都特別区・大阪市など)収入(それ以外の地域)資産
1人200,200円182,000円180万円以下
2人276,100円251,000円250万円以下
3人299,200円272,000円270万円以下
4人328,900円299,000円300万円以下

収入は手取りの平均月収で、賞与も含みます。収入と資産は、原則として本人と配偶者の合計で見ます。5人目からは、収入の基準が東京などで33,000円、それ以外で30,000円ずつ加算されます。

基準を少し超えていても、家賃・住宅ローン、医療費、教育費などを払っているやむを得ない事情があれば、基準を満たす可能性があると書かれています。家賃・住宅ローンは、収入から一定額まで差し引けます。

2. 弁護士会の法律相談センターは、いくらかかりますか

日本弁護士連合会のページによると、弁護士会の法律相談センターは、全国の弁護士が会員となる弁護士会が運営し、各地の弁護士会館をはじめ全国約300か所で法律相談を実施しています。相談時間はおおむね30分で、相談料は地域や相談内容により異なりますが、5500円前後とお考えくださいと書かれています。

同じ連合会が2008年度にまとめたアンケートでは、「1時間で法律相談だけで完結した」ケースの相談料は、5千円が36.1%、1万円が55.7%でした(回答1,015件)。10年以上前の調査なので、いまの金額の目安としては、上の「5500円前後」を優先してください。

3. 窓口の案内サービスは、法テラスや弁護士会と何が違いますか

日本法規情報の相続の案内ページでは、相談を受けるのではなく、相談できる窓口を案内するところまでがサービスです。公式ページに書かれている範囲で、違いを並べます。

3つの窓口の違い(各公式ページの記載)

法テラスの無料法律相談弁護士会の法律相談センター日本法規情報の窓口案内
費用無料(収入・資産の基準あり)30分で5500円前後が目安窓口の案内は無料。事務所での相談料は案内先で確かめる
誰が相談を受けるか弁護士・司法書士弁護士案内された法律事務所や会計事務所などの窓口
予約電話。一部の相談場所ではWebも可ひまわり相談ネット(24時間)または電話問い合わせフォームまたは電話
条件の指定相談場所を選ぶ近くの弁護士会を選ぶエリア・時間・土日・女性の先生などの希望を伝える
案内される数予約した相談場所の担当予約した相談センターの担当3〜5事務所

案内サービスの公式ページには、「特定の事務所を案内することはございません。ご希望条件に沿った法律事務所を案内します」とあります。案内される窓口は、法律事務所に限らず、会計事務所などの専門家窓口も含まれます。相続に強い事務所かどうかは、案内されたあとに、相続の取扱い実績を事務所に聞いて確かめてください。

4. 自分の場合は、どの窓口から使えばよいですか

公式ページの条件から、分かれ目を整理します。

どの窓口でも、1回の相談で決める必要はありません。日本弁護士連合会のページには、相談のあとに別の弁護士に相談してもよいと書かれています。案内サービスの公式ページにも、複数の事務所で相談するのが相談のコツとあります。

5. 30分で足りるように、相談の前に何を用意しますか

法テラスのページには、事前に相談内容を整理した手控えメモがあると便利だと書かれています。日本弁護士連合会のページにも、法律相談は時間が限られているため、資料と話す内容を準備・整理しておくとよいとあります。相続の場合は、次の4つを用意すると、30分を使い切りやすくなります(筆者の整理です)。

  1. 亡くなった人と相続人の続柄が分かるメモ(誰が相続人か)
  2. 遺産の一覧(不動産、預貯金、株式、借金)と、分かる範囲の金額
  3. 遺言書があるか、どこにあるか
  4. 揉めている点を1行で(分け方、使い込みの疑い、遺言の内容など)

戸籍謄本などの書類は、相談の段階では全部そろっていなくても進みます。必要になった時点で、弁護士の指示に従って集めてください。

よくある質問

法テラスで、相続の相談はできますか?

無料法律相談の対象に「相続(遺言・相続放棄など)」が挙がっています。収入と資産の基準があり、予約が必要です。

弁護士会の法律相談は、必ず有料ですか?

日本弁護士連合会のページには、相談料は地域や相談内容により異なるものの、5500円前後と考えてほしいと書かれています。無料になる条件は、このページには書かれていません。お近くの弁護士会に確かめてください。

1つの窓口で相談したあと、別の弁護士にも相談してよいですか?

法テラスは、2回目に1回目とは別の弁護士に相談することも可能と書いています。日本弁護士連合会のページにも、別の弁護士に相談することも可能とあります。

窓口の案内を受けたら、その事務所に頼まなければなりませんか?

日本法規情報の公式ページには、相談のみでも大丈夫で、相談後の進め方は事務所と実施する、事務所から無理な勧誘はしないと書かれています。依頼するかどうかは、相談したあとに決められます。

参考・出典

相続税がかかるかどうかは、先に計算機で確かめられます

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運

相続税計算機 運営事務局

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